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サンフラワーの施設長の備忘録とつぶやきです。偶に毒を吐きますが毒性は弱めです。
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【HN/名前】
Mr.M/大村真(オオムラマコト)
【年齢】
52
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男性
【誕生日】
1971/06/05
【職業】
施設長
【趣味】
Apple製品を弄ること(笑)
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一年前の問題が再び

(続)一年前の問題が再び

「一年前の問題が再び」が終結

と3回にわたり記事にしてきた内容なのですが、先般市役所より通知が出てようやく終結と思っておりましたら、地域包括の方から待ったがかかり、事務方(市長寿社会課)と地域包括(市内3カ所いずれも市直営)、あわせて市CM協役員で話し合いがもたれたそうです。

先般の通知がどうも事務フロー的に不備があった様で、地域包括(介護予防支援事業所)や居宅介護支援事業所だけでなく、居宅サービス事業所も絡んでくることなので、しっかりと検討すると言うことでのことのようなのですが、言い出しっぺの私からすると、特に詳しく事務フローを検討する必要があるかは、甚だ疑問。

18年改正時期に出た事を、今更「事務的」な検討なんぞ怠慢もいいところ。

まずは、国が示したフローに従い取り組んでみて、問題や不都合等を各事業所が出し(市が集約し)より適切な方法論を検討し、国等へ申し出を行うと言うのが常套手段ではないのでしょうか。

というようなやり取りや思いがあったのですが、本日(9/24)19:00から市役所にて「暫定プランの取り扱いについての説明会」が執り行われることとなりました。

他の地域の方、笑わないでくださいね。

これが現実です。

さて、私は参加するつもりではありませんでしたが、知人より「あんたが参加せんでどうする」と言われましたので渋々出ることにしました。が、何だかやだな。絶対言っちゃうもんな・・・・・・嫌みの一つ二つ・・・・・・。

ここは、グッとこらえてひたすら傾聴に努めます!
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先月初旬をもって退職した居宅のケアマネが今朝方なくなりました。

今年に入ってからは特に入退院を繰り返し非常につらい思いをしながらも、ケアマネジャーという仕事を全うしていました。

ガンでした。

毎週県外のガンセンターに通院し治療を行い、そして働く。

私は、そんなケアマネジャーに何時までも仕事を続けてほしかった。

職場に迷惑をかけるからと相談も受けたが、身体がきつければ休めばいい、主治医に言われたのならまだしも、やり甲斐のある仕事ならばと主治医も言ってくれている、ならば自分の身体と相談しながら働きつづければいい、いつもそう言っていました。


福祉バカでした。


私より一回り以上年上でしたが、情熱を持ってフットワーク軽くお年寄り達と関わっていました。熱くなりすぎたり、深入りしすぎたりしたこともありました。しかし、ケアマネジャーは専門職ではあるけれど、一人の人間です。そういうことも時にはあるでしょう。そう思える人でした。

周りの職員もそして私も学ぶことが多かった、そんな手本の様な人でした。

私の本音をぶつけられる数少ない仲間であったと思っています。


職員も悲しんでいますが、利用者も悲しんでいます。

その分、私たちは必死になって生き、必死になって働く、そう言う指命をを受けた様に感じます。

本日が通夜で、明日が告別式。
しっかりと見送っていきたいと思います。

合掌

平成20年度佐世保市老施協第2回研修会
日時:平成20年7月28日(月) 14:00~16:00
場所:セントラルホテル佐世保1F会議室

「今さらですが、ユニットケアとは何か」~利用者主体の施設から住民主体の地域へ~というタイトルで、岡山県笠岡市にある「きのこ老人保健施設」の副施設長・武田和典氏による研修会が上記の日時・場所で開催されました。

私も司会として参加したのですが、非常に熱い語りと利用者本位のサービスへの思いが伝わってきました。

当施設は、平成9年度からユニットケア紛いの動きをしておりますが、なかなか個別ケアという視点ではなく、集団ケアという視点でケアがなされており、ユニットケア(当時はグループケアと呼んでいたと思います)の体制をとりいれることで、より利用者の個を見つめ、付き合っていけるのではないかと言うことで始めたものでした。

実際、集団ケアとはいいつつも、利用者個々のニーズに対する個別ケアは行っていたわけなのですが、入浴・食事そして排泄(というよりおむつ交換と言った方がいいかもしれません)といわれるケアが、利用者ではなく業務つまり職員が動くべく作られたタイムスケジュールに利用者の日課を載っけて動いていたことに、施設っぽさを強烈に感じ、この非日常生活をどうにかして変えたいという気持ちが強くなったのが切っ掛けです。

ただ、この非日常生活的な動きに対して、職員も当然違和感を抱いていたわけですが、それを変える切っ掛けと勇気がなかなか芽生えてこなかったことが、根本的な「やらされユニットケア・個別ケア」に終始した原因だと思います。

その切っ掛けや勇気を作れなかったのは、介護現場の職員だけの責任ではなく、施設長を始め当時生活指導員であった私やその他のセクションの職員、皆それぞれが何かしらの原因になっていたと思います。

あれから、十数年たった今でも「やらされユニットケア・個別ケア」には、本来利用者が求めている生活にはほど遠いというのが現状です。

今回の武田氏は、全国規模で「ユニットケア(というよりユニットに止まらないユニットケアといったほうがニュアンス的には良い様に思います)」を広める活動をされており、机上論ではなく実践論であるので、抵抗なく頭の中に言葉が入ってくるというところが、市老施協会員施設のニーズにマッチしたのではないかなと思います。

今後、今回の研修会を切っ掛けに変わっていく施設もあるでしょうし、変わっていかない施設もあるでしょう。

組織を動かすと言うのは非常に難しいことで、根を上げる場合や避難を浴びる場合もあるでしょう。しかし、そのアクションそのものが次ぎに繋がるのだと私は思っています。

組織として、この体制が整わないことには、個別ケアのもととなるケアプランは現場とリンクしづらくなるばかりか、後付のお荷物となる可能性も秘めていますので、他の施設のみなさんも当方と一緒にがんばりましょう。

介護労働者の離職率が悪化…昨年度21・6%(讀賣新聞)
(↑ウェブ魚拓がとれなかったので、時期が来れば流れてしまうと思います。)

非常に頭の痛い問題です。

この業界全体の問題ではあるのですが、各施設各事業所の原因は千差万別です。この原因となるものの発端が「低賃金」などと言う表現で一括りになってしまっているのも問題かもしれません。

介護報酬改正のたびに厳しい状況に追い「やられた」と感じる施設長や管理者も多いはず。しかしながら果たしてそうなのか、もうすこし各々で徹底した検証が必要に感じます(報酬単価削減は確かに厳しい状況を作った一因ではありますが、複合的な絡みがあるはずですから)。

辞めてもその後の補充が効かない現状は、現職者へのしわ寄せにしかならず..................どうしたものか...............

書くのが遅くなりましたが、先週末に、今回の問題に関する市からの通知が出されました。

当方の手元に届いたのは7/10夕方。

市役所長寿社会課の受付の所に連絡box?があって市からの案内や関係通知は入れられているんですが、10日の午前中CMが市役所に行った時には、そこには入っていなかったらしい・・・・・・・でもよそのCMさんから10日の昼頃通知の件を聞いていた(boxに入っていた「暫定プラン」に関する市からの通知見た?)んで、??と思っていたら、何かの手違いで入れ忘れたんでしょう夕刻郵送で来ました。

まあ、そんなことはどうでも良いです。

担当者の方も大変だったでしょうが、これで私もホッとしました。

この場を借りて・・・・・ありがとうございます。