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サンフラワーの施設長の備忘録とつぶやきです。偶に毒を吐きますが毒性は弱めです。
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プロフィール
【HN/名前】
Mr.M/大村真(オオムラマコト)
【年齢】
52
【HP】
【性別】
男性
【誕生日】
1971/06/05
【職業】
施設長
【趣味】
Apple製品を弄ること(笑)
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いやはや今日は疲れました。

今日の午前中は餅つき、そして昼からは門松作りと大変にぎやかな一日でした。

これらは恒例の行事なのですが、やはり利用者の方々は、とても生き生きとした表情をされていました。
「えいやー」「やー」と大きな声でかけ声をかけたり、日頃杖を使っておぼつかない足取りの方も、杵を持って、振りかぶって、つく、非常に安定した身体使いに、毎年驚かせられっぱなしです。

当地は、農業が中心の町ですので、鍬をもつとキリッと凛々しくなられる方が多いわけで、鍬も杵も同じことなのでしょう。

また、通常食事が刻み食だったり、はたまた超刻み食の方でさえも、美味しそうにつきたての餅を、美味しそうに食べられていました。
当然、介助する職員もいつも以上に注意を払うわけですが、何とも雰囲気などによる状態の変容は、驚きが絶えません。

まあ、私たちも当然ですが、気持ちが高ぶる雰囲気などであれば、いつも以上の力を発揮することがあるわけで、まさに「動機」付けが鍵であるわけです。
日頃から、この動機付けを、自然と作り出せるプロフェッショナルを目指さなければと強く感じました。

午後からの門松作りは、利用者は出来上がる過程を時々覗きに来られる程度で、スタッフが中心となって作り上げて行きのですが、やはりこれも年の功、年輩のスタッフはなれた手つきで作業をすすめていきます。
それを若いスタッフが見て覚えていくわけですが、この作業の雰囲気が非常に良い。
うまく言葉では表せませんが、この雰囲気が介護の現場に少しでも反映すればなあと思いました。(介護の現場の雰囲気が悪いというわけではないのですがね)

これで、年内の行事が終わったのですが、できれば3年前まで続けていた「除夜の鐘つき」も実施できればと、微かな期待を寄せています・・・。

今年も残すところ後僅か。

怠け気味のblogも多分今年は最後かと思います。

こちらを覗いてくれている皆様に・・・・・・・良いお年を!

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「同居家族等がいる場合における訪問介護サービス及び介護予防訪問介護サービスの生活援助等の取扱いについて(平成19年12月21日)介護保険最新情報VOL26」 
が三重県サイトに出ていました。取り急ぎ紹介です。 

※今から職場の忘年会なので、後日編集予定! 

本日2007.12.24世はクリスマスイブ、サンフラワーではクリスマスパーティーが開催され、多くの特養利用者の家族が参加されます。 

その中には、特養入所前に、担当のCMという関係ではなく、在宅介護支援センターのソーシャルワーカーとして関わった家族もいらっしゃいます。 

今回の同居家族云々に関連するものではなかったのですが、いろいろと法令解釈で頭を抱えることは多々ありました。
しかしながら、当地合併前の広域連合(保険者)の時は(担当CMと同行してりして)担当者とよく議論をしました。
よりよいケアマネジメントを求め両者(CMも保険者担当者も)一生懸命利用者理解に努め、利用者にあった適切な対応をこころがけていたものです。 

そうこうするうちに、市町村合併がすすみ、当地は人口約25万人の大きな市と合併。

合併後も旧広域連合との関係のように、市担当者にいろいろな投げかけ等も行ってきたところですが、その度毎に、担当者から

「そんな質問は初めてです」
「そういう報告は初めてです」等々

保険者との距離を痛切に感じることが数を重ねるようになってきました。 

もしやこの地域のCMさんやサービス事業所・施設関係者は、保険者と共に考えるという形態が成り立っていないのかと、何か悲しい思いをしていました。 

あれから(合併してから)約3年が経ち、横の連携がとれているか否かは微妙なところと評価せざるを得ません。

今回の通知「同居家族等が・・・」の状況は、市内でもよくあることで、他所のCMさん達はどのようにアセスメントをし、どのように保険者と協議をしていったのか?
それとも・・・・・

合併当初の保険者担当者の言葉を思い出してしまいます・・・・。
(だから、一律的な判断基準が当地では横行している?のかも・・・・いやそうではないと願いたいものです。) 


気づかない間に、この忍者blogに新機能(絵日記を書く)が追加されていました。

↑のflashがそうなんですが、ますます機能充実で嬉しい限りです。

しかしながら、いつ追加されたかは不明と言うほど、blogから遠ざかっていたようで自己嫌悪です。

取り敢えず、新機能を試すために、一筆書きっぽく「ひまわり」をイメージしたデザインを作ってみました。
現在使っている施設のひまわりマークは、開設当初からあまり気に入っていなかったので、機を見て変更できればなあなんて事を考えながら、即興。

なかなか使いやすい機能で、改良もされるようなので楽しみにしたいと思います。

さてさて、施設サイトをはじめ、体制を整えようと思っていながらもなんやかんやで置き去り状態はよくありません。
早急に広報委員会を開催して役割分担をしよう!
でも・・・・インターネットを使った外部への情報発信の意義をしっかり理解して貰うのが先だな.........


2ヶ月ほど放置していたんですね.......このblog.....

さてさて、気を取り直し今日から平成19年度の下半期がはじまりました。
上半期の状況を評価しつつ、今年度の目標が達成できるように頑張らなければなりません。

ところで、タイトルにも書きました「関係法令等の理解」ですが、ここ最近、気になっています。
何を?というと周辺(法人内ということも含めて)が、どの程度理解をしているのかということです。

昔の記事にも書いたことなのですが、全てを零すことなく記憶に止めておくのは困難でしょう。だから暗記を求めてはいません。しかし、そういえばどこかにそんなこと謳ってあったようなという感というより微かな記憶は必要ではないかな思うわけです。

介護保険は、平成12年4月1日にはじまりました。それから7年半立ちました。
大きな改正も経験しましたし、遅滞する膨大な通知類にヤキモキさせられたこともあります。ただ基本線は変わっていないはず。
特養であれば
・指定介護老人福祉施設の人員、施設及び運営に関する基準(省令第39号)
・指定介護老人福祉施設の人員、施設及び運営に関する基準について(老企第43号)

在宅サービスであれば
・ 指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準(省令第37号)
・指定介護予防サービス等の事業の人員、設備及び運営並びに指定介護予防サービス等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準(省令第35号)
・新)指定居宅サービス等及び指定介護予防サービス等に関する基準について(老企第25号)
・旧)指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準について

居宅介護支援であれば
・指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準及び基準解釈について(省令第38号)
・指定居宅介護支援等の事業の人員、設備及び運営に関する基準について(老企第22号)

細分化されたり、新たな加算体系が出来たり、項目が追加されたり、確かに分かりにくいかもしれませんが、私たちが働くこの分野の最低ラインのルールですから、知っておかなければなりません。

特に、そこの施設長さん!(あっ、うちの施設長じゃないですよ!)職員さんの言うことが正しいんだから、ムキにならず素直に申し出を聞き入れてください。そうしないと罪作りになっちゃいますよ!
未だに常勤・専従・常勤換算という用語の定義を理解していないからそういうことになるんです。しっかりしましょうね。

居宅介護支援事業所に関係する理解は、以前記事にした「うぃずライン」でnarisawaさんが連載をされているのが一番分かりやすいと思うので、居宅ケアマネの皆さんは是非ご覧になってみて下さい。
えっ!そうだったの!と研修会(研修体系も昨年から変わってますし、更新研修受けなきゃいけませんから)や実地指導の時にならないよう念には念をおいて。
そうそう、今年度ケアマネ専門研修課程Ⅱ「居宅介護支援の事例研究」と「居宅介護支援演習」を担当することになりましたので、法令を絡めないといけないし、narisawaさんの記事を再度読み直そうっと。

「法令」と聞くと、堅いとか融通が利かないというイメージを持たれる方もいらっしゃると思いますが、ルールブックなんですからね、そこははき違えてはいけません。
で、今は便利になりました。ネットでも関係法令は簡単に拾うことが出来ます。
上記の基準省令や解釈通知は、サンフラワーサイトの「法令・通知類集」にもリンク貼ったりしていますが、私個人の思いですが、これら法令は「紙」で見るのが一番です。メモを脇に書いたりと出来ますから。そして、身近に法令集を置いておくをお薦めします。いつでも見れる状態これがBESTだと思います。

さあ、それでは早速プリントアウトを開始してください!


まず最初に私の近況報告。
施設の事情で、今月の間だけ施設ケアマネをやることになりました。
来月は、育休明けのケアマネが戻ってくるのでバトンタッチ。
合わせて、高齢者支援センターの所長、居宅介護支援事業所の管理者、施設の施設長代行と役職だけは一杯だけど、要は雑用係って事.........玄関掃除が楽しい36歳ですっ!(汗

で、今日の話題。
先ほど、支援センターの職員が、要支援者で介護保険サービスは利用せず、配食サービスのみの利用者宅へ出掛けていきました。

出掛ける前の話で、今回は地域包括からの要請で訪問するんですが、話を聞くとどうも利用者に対し変な条件を包括が出してようなんです。

状況としては、要支援者ではあるが、結構自立度が高く経済的にも裕福な独居の高齢者。包括としては配食サービスを切りたい。でも独居だし調理や買い物を億劫がっている様な状況。

以前、包括の職員が自宅訪問して「ヘルパーを使うという条件で配食はそれまで継続しますが、利用しないなら配食は中止します」という条件を利用者に出し、利用者は分かったそれならヘルパー利用を考えようとなったとのこと。

しかしながら、今もってヘルパー利用の話が包括に舞い込んでこないので、地域の窓口である高齢者支援センターに動けとの指令がでたということです。

うちの職員には話したんですが、何かこれって変な駆け引きじゃない?って。

「配食の必要性」と「ヘルパーの必要性」がゴッチャになってるし、話の筋から言えば

心身の状況から、配食の必要性はどうなんだ。
もし配食サービスが中止にした場合、この利用者の食生活はどうなるのか。

が出発点になるはず。

なぜに買い物に出ないのか。
なぜに調理を億劫に感じているか。
(当地では配食サービスは夕食のみなんですが)朝・昼食は、どうにか友人の協力(身内が近くにいない)でやっているわけだし、身体機能から自分ができないわけがない、その理由を探り、動機付けをどのようにやっていくかがミソとなるわけ・・・じゃないかなあ。

なにやってんだか。
また、直電(私自ら電話すること)するぞ!(って思いながらうちの職員に変な影響が出ちゃマズイので、いつも穏やかに対応しています、ハイ)

何だか、財政的な思惑と非専門的アプローチによる弊害が地域のあちこちに出ている様な感じがして怖い・・・・思い過ごしであれば良いんですが。

地域ケアマネジメントのエキスパート揃いの地域包括なんだから、業務多忙は理由になりません。
ガマダセ!