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サンフラワーの施設長の備忘録とつぶやきです。偶に毒を吐きますが毒性は弱めです。
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【HN/名前】
Mr.M/大村真(オオムラマコト)
【年齢】
52
【HP】
【性別】
男性
【誕生日】
1971/06/05
【職業】
施設長
【趣味】
Apple製品を弄ること(笑)
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うぃずラインの記事でも少し触れたのですが、不定期ではありますが、近隣の方々に情報の提供をメールにて送っています。

佐世保市は、東部・中部・北部とブロックをわけ、市直営の地域包括支援センターが設置されました。
それまで中学校区毎に設置されていた在宅介護支援センターは、名称を高齢者支援センターを変え、地域包括支援センターのブランチとして活動をするようになったことは以前の記事にも書いたとおりです。

体制は変わったのですが、旧地域の北部ブロック内にある支援センターは定期的に集まり、いろんな議論等行っています。
あわせて、当地の隣町である江迎町もいずれは佐世保市との合併の可能性もあるだろうし、以前からの付き合いもあってこの集まりに参加されています。

この集まりの中で、地域包括との関係や予防マネジメントの愚痴に近い話が、当初は多くあったのですが、それではマズイだろうということで、北部の地域包括スタッフを交えた定例会化に至った次第です。
地域包括も行政直営とはいえ、情報がおりてくるまでには、私たち民間よりも遅いという話も聞きましたし、議論のネタになればと思い、情報の発信をしてきたわけです。

今は、地域包括へはメールはしていませんが、今後は時間的制約を受ける会議形式から、メールだけでなくネット上でのいろんな関わりを増やしていき、有効な時間活用をしていかなければならないのではないかと考えています。

今回から、その地域に発信したメールを、このブログにも掲載していこうと思います。
メールの件名は、この記事のタイトルと同じ「佐世保市(北部)高齢者支援センターの皆さんへ」です。

以下、昨日の内容

佐世保市高齢者支援センター職員の皆さんへ

いつもお世話になります。
梅雨明けと同時に灼熱地獄の到来で、特に女性の方々は日焼けには要注意です。

さて、先日行われた衆議院議員選挙の結果、自民大敗・民主大勝という図柄になりましたが、果たして体制上もこのようになりますものやら、非常に不可解です。
介護保険法改正(報酬改正)も、療養型廃止に伴った医療法人の特養運営等を切っ掛けに、前倒しが予定されておりましたが、「社会福祉事業に従事する者の確保を図るための措置に関する基本的指針」改正に伴う厚労大臣の諮問書も絡み、難航の様相を呈する状況にも見えます。
益々、政治から目を外すことができません。
現場の声は、地域の組織を使いドンドン発していかなければなりません。

支援センター&居宅介護支援事業所のスタッフの皆さんは、ソーシャルワーカー的業務が大半を占めることになりますし、意識もそのように持ってなければなりません。
社会的弱者と位置づけられる高齢者や(高齢の)障がい者は、どうしても物言わぬ大衆とひとくくりにされる傾向がありますし、(御幣がありますが)一般的に介護職の社会・制度に対する論力が弱い状況から、私たち専門職(ケアマネだったりソーシャルワーカーだったり)が、その声なき声を集約させ、組織等を使いボーカルマイノリティー的な対応をせざるを得ない流れなのかもしれません。

性懲りもなく前振りが長くなりました(反省

そういう状況の中(どういう中?って突っ込みも入りそうですが)、7/27【「介護予防支援業務の実施に当たり重点化・効率化が可能カな事項について(平成19年7月23日付老振発第0723001号、老老発第07023001号)】が発出されています。
あわせて、全国保健センター連合会から【平成18年度 老人保健健康増進等推進事業「介護予防事業の円滑実施・地域包括支援センター支援等に関する調査研究」報告書】も出されていますので、別メールに添付し送信致しますので、ご参照下さい。

(※かなり容量が多いので開封するまでに時間が係ると思われます。何かトラブル・問い合わせ等ありましたらご連絡下さい)


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先日、厚生労働大臣から社会保障審議会へ諮問書が出されました。

<WAMNET> 社会保障審議会福祉部会(平成19年7月26日開催)

「社会福祉事業に従事する者の確保を図るための措置に関する基本的指針(案)」では、いろんな角度からの提言がなされているのですが、果たしてそれが現場に即したモノなのか不安を抱いてしまいます。

当方もご多分に漏れず、人手不足に頭を抱えています。(誤解がないように書きますが、配置基準は充分に満たしています。)
募集を掛けても人が集まらないというのは、かなりやばい状況だと思います。
離職者が増えるというのも何らかの原因がそこにあるわけで、それを一つ一つ解決していくことが必要不可欠というのは分かりきったことで、当方も理解はしています。

理由1.給与が安い
→然り。しかしながら今の事業所収入では今がめい一杯。それ以上望まれたらご免なさいというしかない。
→有資格者と無資格者が給与だけ違って、仕事内容に差がないのは問題だから、今後改善してゆきます。しかしながら現場経験の3年間は、国家資格等一発合格のためにいろんなノウハウを・・・・・いや、これは単なるいいわけに過ぎません(反省

理由2.きつい
→然り。人が相手の仕事だから、精神的にもきつくなります。
個別的対応を目指せば目指すほど、個人のニーズが引き出されてゆき、きつくなることが多いです。
入浴介助や排泄介助など個別的対応の中には、体力勝負的なモノが多くありきついです。
もっと手厚い人員配置をと考えるのですが、限度があります。今の状況では財源的にもきつい。かといって、十把一絡げなサービスはしたくないし、認知症の周辺症状が大変だから(こういう言い訳で断られた利用者が、当方の利用へと繋がるケースが結構ある)などという理由で、介護の手の掛かる利用者を減らしていく事は到底できません。理想と現実なんだと現場から厳しい意見が出るかもしれないけど、そうではないのです。

理由3.利用者と一緒に食事を取りたくない
理由4.紙おむつでないとできない
→もうしわけありません。当施設の方針を変えるわけにはいきません。

理由1.2.3.4その他沢山の理由があって退職される方々。しかしながらこれらが退職理由の大半を占めるかというとそうではなく、一番多いのは「人間関係」。

非常に重い申し出で、どこをどう改善していけばよいのか分からなくなることが多くあります。
退職するAさんの良いところ悪いところ、関係が悪くなったBさんの良いところ悪いところを考えると、どちらの肩を持って良いものか、タイムリーな関係修復が望ましいけれど、こういう問題は以外と潜在がしています。
方や良し悪しが一方的であれば、即刻対応できますが、そういう場合ってのが当然少ないわけで・・・・・・・・いやはや頭が痛い。

国は、人材確保の件を簡単に考えてはいないと思うのですが、人の生活を支援するということの重要性を充分に理解し、現場に即した指針を出してほしいと思うと同時に、我々福祉・介護分野で働く者は、しっかりとした成果を現場で出す努力と、現状の問題・課題を外に向けて発信しなければならないと思います。地域との関わり、保険者との関わり、県との関わり、いろんな所で接点があることを忘れてはいけない。

そして内側の部分では、ことの大小はあるでしょうが、各々の施設・事業所が問題・課題を抱えている現実の中、経営者も従事者もそれを取り巻く者すべてで努力し改善していった・いっている施設・事業所があるのも現実。

頑張らなきゃなあと自己嫌悪に陥っている中、白澤政和氏のケアマネジメントとはという言葉を思い出しました。
「ケアマネジメントとは、点と点をつなぎ線にし、線と線を結んで面にすること」たしかこのように話されていた記憶が蘇り(間違っていたらどなたかごしてきください)
、システム作りも組織作りも人間関係も、要はマネジメント力なのかと思い、日々研鑽・日々勉強ということに辿り着きました。

ただ、拭えない不安・・・・それは・・・・・今回の指針の(案)が消え、正式のモノになった場合、あとは各都道府県の手腕次第ってことになるのかなあってこと............。


どういう記事にしようか迷いましたが、取り敢えず単刀直入に紹介することにします(病み上がりなので、未だ朦朧状態?)

先日、いつもお世話になっているtanuさんより一通のメールがありました。

(前後省略ありです)
>まずはこちらをご覧ください。http://withline.web.fc2.com/
>何らかのカタチで情報発信していきたいと常々思っていました。
>趣旨に賛同いただけるなら、是非、ご協力いただけないでしょうか。


素晴らしい!行政職であるtanuさんをはじめ、超有名な方々が運営メンバーに名を連ねているこの活動は、高い評価を受けることでしょう。
私もいつの日か運営メンバーの方々に一歩でも近づけるよういろんなこと学ぶ意味でも、微力ながらお手伝いできることはやっていきたいと思います。

うぃずラインより引用)
■うぃずラインとは?

「うぃずライン」とは、高齢者保健福祉医療について考える有志により運営するサークル「うぃずライン~wel」が発行する情報誌です。
実際には、インターネット上のサイトやブログにある記事を集めて掲載し、それを紹介する活動を行ないます。
2か月に1回、計6冊をweb上にて発行する予定です。

「うぃずライン」とは、
【ともに進んでいく】【協調する】意をこめて「with」を、
【連携する】【適切に判断していく】意をこめて「line」をあてています。
親しみ易さを考えて、「うぃず」とひらがなで表記しました。


実は、こういう活動って(最終的にというか実働的にというか)地域でやっていくことが非常に大切と思っています。
現に、私が今やっていることは、当地が佐世保市と合併し、そんでもってH18年の改正で地域包括ができた当初(1年一寸前になるのかな)いろんな情報(国からの通達やQ&Aなど)を、不定期ではありますが、市内外の身近な地域の仲間達に発信をしています。
今や情報を持っているか否かで、自らの仕事への影響にも大きな差が出てきている状況で、一方的情報発信ではなく、その情報を発端にいろんな議論が展開できればとの期待を込めての活動です。

全国規模の大きな活動を「うぃずライン」等、ネット上で影響のあるサイトが行い、それをもとに(いやそれ以外も)地域での活動へと広がっていく。
素晴らしいことです。

みなさんも一緒にどうですか?!
↓↓↓↓↓見て見て!


昨日は、休みをもらい子供達への家族サービスをしていたのですが、新潟県中越沖地震のことは、11時頃Yahooニュースを携帯で見て確認しました。

先日は、九州南部に大きな被害をもたらした台風4号。
これが、日本列島にそって北上を続ける中の大地震は、天災の爪痕をクッキリと残し、台風や雨期はその後の土砂災害等の不安を残しました。

まずは、1日も早い復興への願いと、普賢岳災害で支援を受けた一県民として、できる限りの支援をと思っています。

先日は、長崎入りしていた安部首相の佐世保市での参院選遊説が予定されていましたが、当然キャンセルとなり、被災地へ向かわれました。
激甚災害指定も含めた国の支援や施策も非常に重要なポイントになりますので、選挙にカラム期間ではありますが、それはさておいて、是非全力を注いで頂きたいと思います。

当地もそうですが、日本列島は市町村合併で情報の統合が上手くいっていないように感じるのですが、こういう非常事態の際の対応がどうなっているのか気になるところです。

「個人情報の問題があるから、安易に情報を持ち出せない」

当地ではありませんが、県内で非常事態等を想定した支援検討の際に出された意見と聞いています。

命と情報を天秤に掛けた時、その時もその後も大切なものは変わりはないと思うし、できないと思われることを、できるようにしていくこと、何事に於いてもここからがスタートだと言うことを忘れてはいけないと思う。

そしていろんな分野との協働を実現し、多角的で立体的な協働地場を作り上げていくことが、今の社会(線引き社会とでもいいましょうか)には、最も必要な対応なのではないかと強く思う次第です。自分だけ、自分たちだけ等という意識を払拭するためにも。

........

分かりきったことなんですが、なかなか実践に移せないのが現状で、いろんな出来事からひとつひとつ学び活かしてゆく、この気持ちを大切にしていきたいと思います。

今できることから・・・・・。


当施設のマスコット的存在だったポチ(雑種)が、実は、先日老衰のため永眠致しました。

享年19

人間の年で言えば、92歳程度ということです。

※参照)犬年齢
http://www.efood-bellen.com/old.html

数年前より咀嚼力が低下、方向感覚も怪しい状況。
そんなこんな中でも、利用者や職員、来所される方々には、尻尾を振って寄っていくので、大変可愛がられていました。

番犬にはなりませんでしたが、プレイボーイぶりを発揮して、近隣の皆様にはご迷惑をお掛けしたこともあります。(この場をお借りして改めてお詫び致します)

野生のイノシシとの格闘?接触?から皮膚炎になったこともあります。

雷が怖くて、施設内にこっそりと逃げ込んできたこともあります。

そんなポチにみんな癒されていました。
ポチ、長生きしてくれて、そしていろいろとありがとう。

当施設の開設時から飼っていましたし、ポチの嫁のチビ、息子のように可愛がっていたブンが先に逝き、一人老体にむち打って頑張っていましたが、やはり年には勝てませんでしたが、大往生。

サンフラワーでは、他に山羊や鶏を飼っていたりと、まさに施設外庭は動物園状態でした。

みんな、ありがとう、そして安らかにお眠り下さい。

合掌