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サンフラワーの施設長の備忘録とつぶやきです。偶に毒を吐きますが毒性は弱めです。
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プロフィール
【HN/名前】
Mr.M/大村真(オオムラマコト)
【年齢】
52
【HP】
【性別】
男性
【誕生日】
1971/06/05
【職業】
施設長
【趣味】
Apple製品を弄ること(笑)
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先月の17日に行われました当法人の理事会・評議員会において、本年度4月1日より特別養護老人ホームサンフラワー並びにサンフラワーデイサービスセンターの施設長に就任いたしましたのでご報告いたします。

ご報告が遅れ、またblogの更新もままならない状況で、大変申し訳ありません。

年度当初より、あれやこれやとやることが多いのですが、落ち着きましたらblogの更新等頑張っていきたいと思いますので、これからも宜しくお願いいたします。
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平成20年度佐世保市老施協第2回研修会
日時:平成20年7月28日(月) 14:00~16:00
場所:セントラルホテル佐世保1F会議室

「今さらですが、ユニットケアとは何か」~利用者主体の施設から住民主体の地域へ~というタイトルで、岡山県笠岡市にある「きのこ老人保健施設」の副施設長・武田和典氏による研修会が上記の日時・場所で開催されました。

私も司会として参加したのですが、非常に熱い語りと利用者本位のサービスへの思いが伝わってきました。

当施設は、平成9年度からユニットケア紛いの動きをしておりますが、なかなか個別ケアという視点ではなく、集団ケアという視点でケアがなされており、ユニットケア(当時はグループケアと呼んでいたと思います)の体制をとりいれることで、より利用者の個を見つめ、付き合っていけるのではないかと言うことで始めたものでした。

実際、集団ケアとはいいつつも、利用者個々のニーズに対する個別ケアは行っていたわけなのですが、入浴・食事そして排泄(というよりおむつ交換と言った方がいいかもしれません)といわれるケアが、利用者ではなく業務つまり職員が動くべく作られたタイムスケジュールに利用者の日課を載っけて動いていたことに、施設っぽさを強烈に感じ、この非日常生活をどうにかして変えたいという気持ちが強くなったのが切っ掛けです。

ただ、この非日常生活的な動きに対して、職員も当然違和感を抱いていたわけですが、それを変える切っ掛けと勇気がなかなか芽生えてこなかったことが、根本的な「やらされユニットケア・個別ケア」に終始した原因だと思います。

その切っ掛けや勇気を作れなかったのは、介護現場の職員だけの責任ではなく、施設長を始め当時生活指導員であった私やその他のセクションの職員、皆それぞれが何かしらの原因になっていたと思います。

あれから、十数年たった今でも「やらされユニットケア・個別ケア」には、本来利用者が求めている生活にはほど遠いというのが現状です。

今回の武田氏は、全国規模で「ユニットケア(というよりユニットに止まらないユニットケアといったほうがニュアンス的には良い様に思います)」を広める活動をされており、机上論ではなく実践論であるので、抵抗なく頭の中に言葉が入ってくるというところが、市老施協会員施設のニーズにマッチしたのではないかなと思います。

今後、今回の研修会を切っ掛けに変わっていく施設もあるでしょうし、変わっていかない施設もあるでしょう。

組織を動かすと言うのは非常に難しいことで、根を上げる場合や避難を浴びる場合もあるでしょう。しかし、そのアクションそのものが次ぎに繋がるのだと私は思っています。

組織として、この体制が整わないことには、個別ケアのもととなるケアプランは現場とリンクしづらくなるばかりか、後付のお荷物となる可能性も秘めていますので、他の施設のみなさんも当方と一緒にがんばりましょう。

辞書には「○○と鋏は使いよう・・・切れない鋏でも、使い方によっては切れるように、愚かな者でも、仕事の与え方によっては役に立つ。」と書いてあります。

○○の部分は横に置いといて........
要するに道具は使いかたによりその効果に差が出るということです。

最近、私は朝礼でよく「道具の使い方」の話をします。同じ話を何日もつづけて。

実は、当施設では昨年の9月から「PCによる記録システム」を導入したんですが、その導入理由は、各職種の記録に絡む「無駄」を省くためです。
記録に追われる(二重三重転記が氾濫していた)ことなく、利用者と接する時間を確保すると言う目的があり、それはそれで目的を反映させられる作り(設置するPCの台数で影響は出るのですが、今回の話はシステムの質として書いています)になってるとは思います。

しかし、現実問題として、狙いがはずれた感があります。
いや、こちらが意としたことが伝わっていないと言った方が適当かもしれません。


・・・・・・編集中・・・・・(書き上げきれないかも.....)

いやはや今日は疲れました。

今日の午前中は餅つき、そして昼からは門松作りと大変にぎやかな一日でした。

これらは恒例の行事なのですが、やはり利用者の方々は、とても生き生きとした表情をされていました。
「えいやー」「やー」と大きな声でかけ声をかけたり、日頃杖を使っておぼつかない足取りの方も、杵を持って、振りかぶって、つく、非常に安定した身体使いに、毎年驚かせられっぱなしです。

当地は、農業が中心の町ですので、鍬をもつとキリッと凛々しくなられる方が多いわけで、鍬も杵も同じことなのでしょう。

また、通常食事が刻み食だったり、はたまた超刻み食の方でさえも、美味しそうにつきたての餅を、美味しそうに食べられていました。
当然、介助する職員もいつも以上に注意を払うわけですが、何とも雰囲気などによる状態の変容は、驚きが絶えません。

まあ、私たちも当然ですが、気持ちが高ぶる雰囲気などであれば、いつも以上の力を発揮することがあるわけで、まさに「動機」付けが鍵であるわけです。
日頃から、この動機付けを、自然と作り出せるプロフェッショナルを目指さなければと強く感じました。

午後からの門松作りは、利用者は出来上がる過程を時々覗きに来られる程度で、スタッフが中心となって作り上げて行きのですが、やはりこれも年の功、年輩のスタッフはなれた手つきで作業をすすめていきます。
それを若いスタッフが見て覚えていくわけですが、この作業の雰囲気が非常に良い。
うまく言葉では表せませんが、この雰囲気が介護の現場に少しでも反映すればなあと思いました。(介護の現場の雰囲気が悪いというわけではないのですがね)

これで、年内の行事が終わったのですが、できれば3年前まで続けていた「除夜の鐘つき」も実施できればと、微かな期待を寄せています・・・。

今年も残すところ後僅か。

怠け気味のblogも多分今年は最後かと思います。

こちらを覗いてくれている皆様に・・・・・・・良いお年を!


先日の話ですが、長崎市は地域包括支援センターを受託する法人が決定したそうです。

以前、この日記にも書いていたのですが、予定15カ所が実際は12カ所とのこと。

委託費は3職種で一人あたま500万円。

事務費等は含まれない設定で、その他の収入としては、予防プラン費用(プランを居宅のCMへ委託する場合は、委託費を除いた分しか残らんですな)。

これは、かなり運営自体が厳しい状況で、事業内容も国から示されてはいますが、実際地域での仕事がそうなるかは分からない状況。

さてさて、これからどう動いていくのか、随時情報を得ていこうと思います。

それにしても佐世保市の動きが見えてこない。

長崎市とはスタイル違いで、在介センターを地域包括のブランチとして位置づける。その委託費は如何に?

※先日の日記に書きましたが、介護予防マネジメント指導者研修の資料は、複写転用禁止とのことで、ザッと中身を見てみましたが、早々に各都道府県で行われる伝達研修をお楽しみにとしか言えません。
混乱必然で指導者達も怯えていたような.....