まず最初に私の近況報告。
施設の事情で、今月の間だけ施設ケアマネをやることになりました。
来月は、育休明けのケアマネが戻ってくるのでバトンタッチ。
合わせて、高齢者支援センターの所長、居宅介護支援事業所の管理者、施設の施設長代行と役職だけは一杯だけど、要は雑用係って事.........玄関掃除が楽しい36歳ですっ!(汗
で、今日の話題。
先ほど、支援センターの職員が、要支援者で介護保険サービスは利用せず、配食サービスのみの利用者宅へ出掛けていきました。
出掛ける前の話で、今回は地域包括からの要請で訪問するんですが、話を聞くとどうも利用者に対し変な条件を包括が出してようなんです。
状況としては、要支援者ではあるが、結構自立度が高く経済的にも裕福な独居の高齢者。包括としては配食サービスを切りたい。でも独居だし調理や買い物を億劫がっている様な状況。
以前、包括の職員が自宅訪問して「ヘルパーを使うという条件で配食はそれまで継続しますが、利用しないなら配食は中止します」という条件を利用者に出し、利用者は分かったそれならヘルパー利用を考えようとなったとのこと。
しかしながら、今もってヘルパー利用の話が包括に舞い込んでこないので、地域の窓口である高齢者支援センターに動けとの指令がでたということです。
うちの職員には話したんですが、何かこれって変な駆け引きじゃない?って。
「配食の必要性」と「ヘルパーの必要性」がゴッチャになってるし、話の筋から言えば
心身の状況から、配食の必要性はどうなんだ。
もし配食サービスが中止にした場合、この利用者の食生活はどうなるのか。
が出発点になるはず。
なぜに買い物に出ないのか。
なぜに調理を億劫に感じているか。
(当地では配食サービスは夕食のみなんですが)朝・昼食は、どうにか友人の協力(身内が近くにいない)でやっているわけだし、身体機能から自分ができないわけがない、その理由を探り、動機付けをどのようにやっていくかがミソとなるわけ・・・じゃないかなあ。
なにやってんだか。
また、直電(私自ら電話すること)するぞ!(って思いながらうちの職員に変な影響が出ちゃマズイので、いつも穏やかに対応しています、ハイ)
何だか、財政的な思惑と非専門的アプローチによる弊害が地域のあちこちに出ている様な感じがして怖い・・・・思い過ごしであれば良いんですが。
地域ケアマネジメントのエキスパート揃いの地域包括なんだから、業務多忙は理由になりません。
ガマダセ!
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