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サンフラワーの施設長の備忘録とつぶやきです。偶に毒を吐きますが毒性は弱めです。
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プロフィール
【HN/名前】
Mr.M/大村真(オオムラマコト)
【年齢】
53
【HP】
【性別】
男性
【誕生日】
1971/06/05
【職業】
施設長
【趣味】
Apple製品を弄ること(笑)
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今年の介護保険法改正の目玉の一つ、新予行給付の創設。
今まで要支援認定は「要支援」のみだったのが、「要支援1」と要介護1相当と一次判定で出た方のうち、疾病状態が安定し、予防給付のあり方等を理解できる程度の状態の方を「要支援2」と位置づけました。

また、今月10月からは、福祉用具貸与等の給付制限がかけられ、予防給付対象者・軽度者に対しては、かなり厳しい条件下での生活を余儀なくされる方もいらっしゃることと思います。

そんな改正の荒波の中、私事ではあるのですが、今年の2月に運転中に脳出血を起こした我が母のことを例えとしてあげ、認定に関する思いを一言。

母は、長年リュウマチを患っており、足首や手指・手首、頚椎とオペをし、間接可動域の制限あり。
脳出血を起こす前は、要介護1で、車の運転はするモノの、日常生活に置いて、タオルや雑巾を絞ったり、重いモノ(私たちにとってはそう重くないモノも)を持つ・運ぶ等の行為がなかなかできていませんでした。
また、排泄行為に関しても、できないことがあり、トイレットペーパーでお尻をきれいに拭くことが困難であったり、ベッドや椅子からの立ち上がりに非常に時間がかかったりと、日内変動も激しかった状況でした。

今回の脳出血では、左半身麻痺にもなったし、退院後に認定変更申請をしました。結果は要介護4。認定有効期間が6ヶ月でしたので、この度8月に更新申請手続きを行いました。

9月の中旬、私の元へ1本のTEL。地域包括からでした。
今回、お母様が要支援2となられ、担当をすることになったと言う連絡。

非常にビックリしました。

その後、包括や市の担当課とのやり取りがあったのですが、取りあえず、状況確認をしなければと言うことで、認定調査票を主治医の意見書の開示請求を済ませました。
気になるのは主治医の意見書でしたが、現状の状態を的確に書かれていたため、次に認定調査票に目を通したのでした。

それを見て唖然!
至る所に目負う違うチェック。
一番驚いたのが
排尿・排便が【自立】。
にもかかわらず、衣類の着脱(ズボン・パンツ等の着脱)が【一部介助】
特記事項に詳細が書かれているわけでもない。

こりゃあ、不服申し立てかなと思いつつ、時期的なモノも考慮して、今回は認定取り下げと更新の申請をすることにしたのです。

佐世保市は、情報管理に関する条例が非常に厳しく、認定調査内容等の閲覧も担当のケアマネであれば、手続きや閲覧時間の制限等、情報入手がしにくい状況です。

そういうこともあってかは分かりませんが、以外とこれら情報を得ているケアマネが少ないと言う状況があるようです。
ですので、認定結果が出た、ケアマネとしてはどうも現状とあっていない認定であると言う話は、時々(以前の保険者の時はほとんどなかった)耳にしていた。でも内容の確認をするには、手間と時間がかかり、そのしわ寄せは利用者に言ってしまうというような悪循環が生じているのだろうと推測しました。

今回の件も含めて、私自身、市の認定調査内容への信憑性がなくなりつつあるというのが本音です。

当然、今の認定システム自体の不完全さは理解しているのですが、各地で起こっている認定に関する問題は、強ち認定調査員や審査の合議体に問題があるってこともあるのではないでしょうか。

関わりのある方、特にケアマネさんは、しっかり利用者の状態を把握して、この辺の情報が適切かどうかを判断していく事を習慣化した方が賢明だと思います。



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