サンフラワーの施設長の備忘録とつぶやきです。偶に毒を吐きますが毒性は弱めです。
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今回の総会時研修は、福岡県にある宅老所よりあい代表の下村さんにお出で頂き「地域の縁側づくり〜宅老所よりあいの実践を通して〜」と題してご講演頂きました。
「地域づくり」「地域との関係づくり」そして「馴染みの関係づくり」という在宅介護支援センターに限らず、福祉関係機関・者が基本としなければならないことの話を聞いて、改めて心がすがすがしくなった気がしました。 ・「認知症」の昔の呼び名 ・介護する側からつくられた制度・ケア ・何に困っていらっしゃるのか ・住み慣れた町に暮らし続けるために ・地域の縁側を目指して という流れで、よりあいでの出来事を絡めながら話が進んでいきました。 昨年、県協議会主催の職員研修会で講演頂いた、西南女学院大学の江口助教授も言われていたことなのですが。「法や制度が発達するにつれ福祉が衰退する」というような内容を下村さんも違う言葉ではありましたが、訴えられていました。「全てを否定するわけではないが、ホントにこれで良いのか介護保険」と、ちょっと強めの口調に私自身いろいろと考えるモノがありました。 国は「競争でケアの質は向上する」と言っていたけれども、担い手を育てる制度にならない限り、この発達は保証されない・・・・経営的な視点も持ちつつ、やはりより良い利用者中心のケアを考えると、「担い手」がいないことには始まらないんだと強く感じた講演でした。 宅老所よりあいhttp://www7.ocn.ne.jp/~yoriaiyo/ PR |