先月初旬をもって退職した居宅のケアマネが今朝方なくなりました。
今年に入ってからは特に入退院を繰り返し非常につらい思いをしながらも、ケアマネジャーという仕事を全うしていました。
ガンでした。
毎週県外のガンセンターに通院し治療を行い、そして働く。
私は、そんなケアマネジャーに何時までも仕事を続けてほしかった。
職場に迷惑をかけるからと相談も受けたが、身体がきつければ休めばいい、主治医に言われたのならまだしも、やり甲斐のある仕事ならばと主治医も言ってくれている、ならば自分の身体と相談しながら働きつづければいい、いつもそう言っていました。
福祉バカでした。
私より一回り以上年上でしたが、情熱を持ってフットワーク軽くお年寄り達と関わっていました。熱くなりすぎたり、深入りしすぎたりしたこともありました。しかし、ケアマネジャーは専門職ではあるけれど、一人の人間です。そういうことも時にはあるでしょう。そう思える人でした。
周りの職員もそして私も学ぶことが多かった、そんな手本の様な人でした。
私の本音をぶつけられる数少ない仲間であったと思っています。
職員も悲しんでいますが、利用者も悲しんでいます。
その分、私たちは必死になって生き、必死になって働く、そう言う指命をを受けた様に感じます。
本日が通夜で、明日が告別式。
しっかりと見送っていきたいと思います。
合掌
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