施設の玄関に設置している公衆電話が、今月末で撤去されることとなる。
使用料金が、規定額を越えていないと言う理由からだ。
他の施設や公共施設、町中でも公衆電話がめっきり姿をくらませている。携帯電話の普及が影響していることはいうまでもない。
ただ、携帯電話を持っていない人達が入るのも事実で、そう言う人達は出先等で何かあった時の連絡方法がなく困ったと言う話を、施設利用者の家族で高齢の方から時々お聞きすることがある。
当施設においても面会にこられる際、子供さん等に送り迎えを依頼してというケースもあり、帰りに車を呼ぶのに公衆電話を使われている。
利用者の中には、携帯電話を所持されている方もいるが、大概は家族への連絡に公衆電話を利用されている。
利用者は限定的ではあるが、連絡手段を途絶えさせるわけには行かず、また施設の通常電話をお貸しするというのも、時間帯によっては難しい場合もある。
そう言うことから、今回公衆電話の代替えとして、Skypeを導入する運びとなった。業務上の導入も検討していたところであったが、先に利用者・家族等に無料電話の提供(SkypeOutで月額690円はかかる)が先になったワケだ。
便利な時代になった恩恵を、まずは年輩の方々に味わって頂きたい。
緊急電話の使用などには制限があるが、通常使うのに不都合はないと思われる。
月末まで調整をして来月1日から導入予定。
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